片頭痛

片頭痛の前兆症状で悩んでいませんか?

「この症状まさか自分だけの変な病気!?」って不安になってない?

こんにちは!
今回は【片頭痛の前兆】についてのお話です。

片頭痛って、ただ「頭が痛い」だけじゃないんです。
まるで てんかん脳梗塞 みたいな【神経系の症状】を伴うことがあるってご存じでしたか?

1)視界にキラキラ!?それ、「閃輝暗点(せんきあんてん)」かも!

片頭痛の前兆の中でいちばん多いのが「視覚の異常」。
中でも有名なのが 閃輝暗点(せんきあんてん) という症状です。

こんな感じで始まります👇

ある日ふつうに本を読んでいたり、パソコン作業してたら、
視界の端っこにチラチラと光るものが…。
「ん?目のゴミかな?」と目をこすっても消えない!

それは次第にジグザグ模様になって、ギラギラ光りながら広がっていく…。
しかも、目を閉じても見えるんです。びっくり。

この「光のショー」、実は1030分くらい続くことが多くて、
見えない部分ができたり、文字が読みにくくなったりすることも。

で、終わったと思ったら…

今度はズキズキ…と、片側の頭が痛み出す!
しかも吐き気や光・音がつらくなることも。

これが「古典的片頭痛」といわれるタイプ。
この前兆のことを【オーラ】と呼びますが、
視覚性オーラ(=閃輝暗点など)は、オーラのうち9を占めていると言われています。

2)手がビリビリ!?感覚性オーラとは?

視覚の次に多いのが【感覚性オーラ】。

たとえば…

  • 片側の指先からビリビリと痺れ出して、
  • 顔、舌へと徐々に広がる感覚異常。

これも片頭痛の一部なんです。

3)しゃべれない!?理解できない!?それ、言語性・運動性オーラかも!

さらにレアだけど驚きの前兆もあります。

  • 急に言葉が出にくい、言い間違える(言語性オーラ)
  • 聞いた言葉がわからない
  • 手や足に力が入らず動かない(運動性オーラ)

こうなると、「え、これ脳梗塞じゃないの!?」と心配になりますよね。
実際、この症状は 一過性脳虚血発作(TIA にそっくりなんです。

だからこそ注意!

  • 若い頃から頭痛の前にかぎってこれらの症状が起きる人は、前兆のある片頭痛 の可能性大。
  • 逆に、中高年になってから初めて出てきた場合は、脳梗塞の前触れのこともあるので、要チェックです!

4)ちょっと意外な前兆もあるよ

こんな不思議な症状も、報告されています👇

  • 焦げたにおい、腐ったにおい、香水のようなにおい…実際には存在しない【幻臭】
  • キーンという【高音の耳鳴り】
  • 【めまい】や【ふらつき】
  • 【意識がぼんやり】する、【二重に見える】
  • 【ろれつが回らない】【飲み込みにくい】などの症状も

一見すると、完全に「脳の病気かな?」と思っちゃうようなものばかり。

最後にひとこと!

もしあなたが、「いつもこの不思議な症状のあとに頭痛がくるんだよな~」と思っていたら、
それ、前兆をともなう片頭痛かもしれません。

怖がりすぎず、でも放置せず、
一度【頭痛外来】を受診してみるのがオススメです!


📝編集後記っぽいやつ

はじめての胃カメラ、受けてきました!

突然ですが……人生初の胃カメラ、受けてきましたー!!

ことの発端は職場の健康診断。
まさかの「ヘリコバクター・ピロリ抗体」がビミョーな値を示してしまい、なんの予兆もなく、突然、院長(=妻)がスッと近づいてきて一言。

「ハイー、胃カメラ受けてきてー♪」

……ガーン!!(心の中で絶叫)

これまで全力で避け続けてきた胃カメラ。
「いつかはやらなきゃ」と思いながらも、
「今月は忙しいな…」とか「消化管はいまんとこ不調になったことないし…」なんて言い訳を重ねつつ、全力で回避してきた。

究極の言い訳にN-noseまで導入。(※N-noseの話はまた今度♪)

なのに今回、究極の不意打ち…
「呼気検査でもいいんじゃ…?」と最後のあがきを試みたものの、家族からは「あきらめて胃カメラやれや」と非難され、職場でも微妙な雰囲気で白い目でみられ。
いたたまれず、逃げるように胃カメラ診療の予約。
いまになっての感染の理由に思い当たる節がなく疑問と憤慨で悶々としつつも、しぶしぶ観念。

前日は21時までにするっと通り抜けるような粥的なものを食べて、
当日はほぼ絶飲食で検査に挑みました。

当日は先生とスタッフさんの神スキルにより、鼻は麻酔で、ちょとシミた程度で、あと、胃の壁に圧力がかかったらちょっと気持ち悪さはあるけれど、痛みはなく、思ったより楽チン、検査は数分で終了「えっ、もう終わったの!?」ってなくらい、拍子抜けでした。

検査を受ける前数日は胃がシクシクと違和感~軽い痛みがあるような気がして、「これがピロリか!絶対いる。どっからうつったんやろ?」と心は沈み、胃の壁にできるだけ負担をかけないようにマジメな生活を営んでたが、先生から「ピロリなさそうやけどね」と説明をうけたあとは、なんとなく症状はあまり気にならなくなった。

「絶対心理的なやつやん (¬_¬) 」と妻にバッサリきられつつ、
数日我慢していたコーヒー、肉、そして高濃度アルコールは速攻解禁!

でも、せめてもの反省として、よく噛んで食べよう。